基本はタンヤオ例題編


前回の何切るです


南4局 親 26900 2順目

南家 21400
西家 27300
北家 24400

捨牌(東家から順に發發九索八索

二萬二萬四萬四萬二索二索四索七索八索九索3筒4筒6筒 ツモ6筒 ドラ三萬



まずは、状況を再確認してみると
・1000点で和了りTOP
・ラス目が21400でトップと5900差
・3着は24400でトップと2900差


四家全てにトップの可能性があり、皆前に出てくる局面

希望としては、役アリで誰よりも早く聴牌したい場面

また、立直棒を出すと下二人の条件を甘くしてしまうので、極力避けたい


つまり、何か一つ手役を作りたいが、最速で進めたいと矛盾した二つのテーマをどうこなすかがポイントとなります。

6筒をツモって、面子手では234の三色が見える場面ではあるが、嵌張が二つ残っており、筒子は不確定形

そこで、この手を重くしてタンヤオを否定してる唯一の牌九索に注目

上家は一打目八索で、ソウズの上はない可能性が高く赤五索を持っての八索打ちも考えられる。

それならば、赤五索六索六索の形になっても早めに六索が切られる可能性もあると見て、フリテンチーを前提とした

九索を選択しました。

また、七対子の二向聴でもありそのまま重なれば七対子もアリですが、理想は動ける形を維持しつつ受けを最大限に広げる事がテーマです。


234の三色も動いていけますが、ポン材を生かせない点でタンヤオに劣ると判断しました。



結果、嵌張のドラ待ちと最悪の待ちを残してしまいましたが、

オーラス全員TOP目の可能性アリの場面では、必要なくなれば出てくる可能性もあるので、通常とは違う意識で聴牌を取ってました。


結果



勿論、毎回この戦術が有効なわけではないが
「状況によってはこんな打ち方もありますよ」
と紹介したくて記事にしてみました。

これが東1の子なら、門前で234狙い、七対子狙いで打点重視が基本だけど、
状況によって様々な打ち方があるのを知り、皆さんの(私自身も)引き出しを増やしていければと願ってます。


※この戦術は荒正義氏著「プロの条件」にある「手牌を折る」をヒントにしました。