簡単システム vol.7


「オーラスの点数条件簡単計算方法」




オーラスは順位戦であり、可能な限り順位を上げれるような手作り、進行となる。

逆転のパターンとして
「ターゲット直撃」
「脇からの出和了り」
「ツモ」
の三つがあるが、

出和了りは比較的楽に把握できるので、今回はツモの条件についてです。


まずは、相手との点差を把握する

そして、以下の手順で計算するだけです


1.自分が子 相手が子 点差を5で割る

2.自分が子 相手が親 点差を6で割る

3.自分が親 相手が子 点差を4で割る



例えば、オーラス2着目でトップと5800点差

1なら5で割って1160なので、1300.2600が必要となる

2なら6で割って967なので、1000.2000でOK

3なら4で割って1450なので、1600オールのツモチートイからOKとなる


リアル麻雀では、オーラスを迎えてこの点差・条件を把握・計算する間があるが、ネット麻雀等では容赦なく場が進むので、これを覚えておくと便利ですよ。




※参考資料
梶本琢程の麻雀上級者養成講座 新・麻雀覇王ブックス
久々の更新になりました。


簡単システム vol.6


「翻牌の対子落とし」






暗刻になれば1役となる翻牌

それを切り出してから立直となるケースへの対応です。


まず、何故1役の可能性がある対子の翻牌を切り出したのか

そこから手牌を推理してみましょう


可能性が高いのが

・タンピンへの移行
(もしくはタンヤオ・平和のどちらか)
・かなり稀では
 混一色から清一色へ
 混全帯公から純全帯公へ


可能性が低いのが
・混一色
・七対子
・対々和や三暗刻

と、なる。



更に、比較的拾い易い翻牌を捨ててまで残した塔子は下記の可能性が高い。

・受けが良い(両面形等)
・ドラ含み
・手役が見える(三色等)




では、こういった翻牌の対子落としで立直してきた相手に対しての対応としては、

・字牌は通りやすい
・タンキ待ちは可能性が低い
・良形の待ちの可能性が高いので筋や壁は通しやすい(あくまで後筋程度で)


となりますので、安全牌に困ったなら
その辺りを考慮して打つとよいでしょう。


また、この手の立直は大概、メンタンピン以上の確立が高いので、
ドラが使いやすいかどうかを判断の上、
攻め返すか引くか判断したほうが、よいでしょう。


それと、手役を狙った場合には
嵌張・辺張などの愚形の可能性も残されてるので
河から上・下・真ん中の切り出し傾向をある程度は見て
三色が残ってるようなら一応、その辺りの筋は信用しないほうがいいかもしれません。



※但し、すでに場に2枚切れてる翻牌を手出しは、枯れた後に重なった可能性もあるのでこの限りではありません。
基本はタンヤオ例題編


前回の何切るです


南4局 親 26900 2順目

南家 21400
西家 27300
北家 24400

捨牌(東家から順に發發九索八索

二萬二萬四萬四萬二索二索四索七索八索九索3筒4筒6筒 ツモ6筒 ドラ三萬



まずは、状況を再確認してみると
・1000点で和了りTOP
・ラス目が21400でトップと5900差
・3着は24400でトップと2900差


四家全てにトップの可能性があり、皆前に出てくる局面

希望としては、役アリで誰よりも早く聴牌したい場面

また、立直棒を出すと下二人の条件を甘くしてしまうので、極力避けたい


つまり、何か一つ手役を作りたいが、最速で進めたいと矛盾した二つのテーマをどうこなすかがポイントとなります。

6筒をツモって、面子手では234の三色が見える場面ではあるが、嵌張が二つ残っており、筒子は不確定形

そこで、この手を重くしてタンヤオを否定してる唯一の牌九索に注目

上家は一打目八索で、ソウズの上はない可能性が高く赤五索を持っての八索打ちも考えられる。

それならば、赤五索六索六索の形になっても早めに六索が切られる可能性もあると見て、フリテンチーを前提とした

九索を選択しました。

また、七対子の二向聴でもありそのまま重なれば七対子もアリですが、理想は動ける形を維持しつつ受けを最大限に広げる事がテーマです。


234の三色も動いていけますが、ポン材を生かせない点でタンヤオに劣ると判断しました。



結果、嵌張のドラ待ちと最悪の待ちを残してしまいましたが、

オーラス全員TOP目の可能性アリの場面では、必要なくなれば出てくる可能性もあるので、通常とは違う意識で聴牌を取ってました。


結果



勿論、毎回この戦術が有効なわけではないが
「状況によってはこんな打ち方もありますよ」
と紹介したくて記事にしてみました。

これが東1の子なら、門前で234狙い、七対子狙いで打点重視が基本だけど、
状況によって様々な打ち方があるのを知り、皆さんの(私自身も)引き出しを増やしていければと願ってます。


※この戦術は荒正義氏著「プロの条件」にある「手牌を折る」をヒントにしました。
簡単システム vol.5


「基本はタンヤオ」



麻雀を覚えてまもない頃、みなさんはこんな言葉を耳にした事はないだろうか?


「基本は平和」


そう、門前で面子手を作り、最終的に両面の待ちにする

最初に覚える打牌としては、平和役を作る事こそ基本なのは間違いない。

そして、その言葉に忠実にずっと打ってる方も少なくないはず。

私もその中の一人だった。




但し、現代の東風戦や赤入り麻雀では、

この「基本は平和」が仇となるケースもある。



平和とタンヤオの比較すると

平和
 ・長所 他の役との複合が多い、両面待ち
 ・短所 門前が条件

タンヤオ
 ・長所 門前では複合が多く、鳴いても1翻
 ・短所 他家に追いつかれた場合に安全牌に困りやすい
     仕掛けた際に手が透けやすい
     (字牌や19牌がドラの仕掛けは自滅の可能性も)


以上の特徴を踏まえて、平和よりタンヤオのほうがベターな条件とは


・嵌張やシャボ受けはあるが、ドラ2以上
・オーラスの和了り競争で、スピードを問われる場面
・トップ目で立直をかけたくない場合

等がそれにあたる。


また赤ありルールでは、常にドラの脅威が含まれるので
仕掛けに対して他家もある程度は対応せざるを得ない状況となる。


「基本は平和」も大事だが


状況や最終的な受けを考えて


「基本はタンヤオ」のシステムを身につけよう。



例えばこんな手、みなさんは何を切りますか?

南4局 親 26900 2順目

南家 21400
西家 27300
北家 24400

捨牌(東家から順に發發九索八索

二萬二萬四萬四萬二索二索四索七索八索九索3筒4筒6筒 ツモ6筒 ドラ三萬



※この何切るに正解はありませんが、色んなご意見お待ちしてます



続きは、明日以降に書きます<(_ _)>
簡単システム vol.4


「ドラ側の愚形待ち」



今回はドラ側の待ちに関してのケアです。


まず、何故愚形なのか? と言うと、


通常、面子選択では受けの良い色や両面を選ぶものだけど、

そこにドラがからめば残さざるをえないケースが多いから

必然的にドラ側だと愚形でも最後まで待ちが残るわけである。


例えばこんな形

4筒5筒9筒9筒三萬四萬赤五萬五索七索九索九索  中中中 ドラ七索


聴牌スピードと和了りを優先するなら打五索で三家からのポン聴に備えたい所だが、

それではドラが出てしまう。

なので、ドラが出ないよう、打九索がセオリー

筒子が先に出来れば、ドラ表待ちを嫌って打五索での間八索受けだろう


これに筋だからと八索をノータイムでは甘すぎる


ドラそのものでは、筋でもなかなか切られない人も
ドラ側では筋を頼りにする人は意外と少なくない。

「ドラ側に愚形あり」のシステムで安易な筋頼りが命取りとならないようにしたい。
簡単システム vol.3


「東風は南風戦」


某人気ブログの、Kマジン氏が東風戦の雀荘NETに参戦するために、

東風戦の戦術を身につける必要があると書いてましたので、

私なりのシステム(発想の転換のがしっくりくるかな?)を書いてみます。




時々、「東風戦は皆早和了りなんで苦手なんだよなぁ」

なんて声を耳にする。




そんな私も、20年以上完全先付けの麻雀しか打ってなかったので、


アリアリの東風戦を初めて打った時には、その仕掛けのテンポについていけなかった。



同じ麻雀でもこれだけ違うものなのかと、対応するのに手間取ったわけだが


一番すっきりする考え方は


東1局を

「南1局 全員配給原点」

と意識する事にあった。



つまり、通常の半荘で

東場は打点重視
南場は着順・点差重視

の打ちまわしになる所が


東風戦では、いきなり南場からスタートしたようなものだと受け止める事である。


これなら、東1局から積極的に仕掛けた和了りや、立直に対して打ちまわしての形式聴牌も状況によっては重要な打牌となる




但し若干違う所もあり

理想はオーラスまでに満自摸圏外に逃げれるかだが、
僅差のトップでも半荘と比べ意外と強みになるのだ。


東風戦はオーラスでトップからラスまでの点差の開きが小さくなる傾向にあるため、全員にトップのチャンスと、ラスの可能性がある場合が多い。

なので、各自の手役の都合でアガ2アガ3の和了りが起こりうる可能性も高いのである。


逆にラス親でのまくりは、他家が仕掛けても1順位上がるような点数状況が多いため、半荘と比べると厳しい


接戦は精神的に疲れるが、点差状況を常に把握しその接戦を取りこぼさない人こそ東風戦の強者と言えるのだろう
簡単システム vol.2


「平和立直」


麻雀の和了り役の中で大半を占めるのは、以下の1翻役である

・立直
・役牌
・平和
・断公九


その中で今回は平和と立直に関してです。
内容としては初級者向けかも?^^;



麻雀を打ってると、


「立直に行っとけばよかったぁ」

「立直されてなくて助かった…」


こんな場面に出会った経験はないだろうか


勿論、南場で順位を意識した点数状況や確実に和了りを拾える場合はダマでも十分なケースもあるが、満貫以下の状況で


「こんなケースは立直したい」

をシステム化してみよう

※システムなので待ち牌の良さ・悪さは考慮されてません


1.平和のみの聴牌

これは雀風の好みのあるが、
立直棒(1000点)出して2000点の手にしてまで、和了りにくくしてしまうデメリットとのバランスから子ならダマで親や他家のチャンス手を流すほうが、反撃を食らった場合を考えると無難である。
但し、親なら即立直で押さえつけのほうがベターだが、他家の気配次第ではダマで様子見もありかと




2.平和+1翻役 聴牌


平和の特徴としては、他の役と複合しやすく

・タンピン
・平和一盃口
・平和ドラ1

等の平和+1翻役のダマなら2000(親で2900)に遭遇するケースはかなり多い


先ほどの立直平和の2翻と違い、ここは立直によって3900(親で5800)となる
更に一番の魅力は裏が1枚のれば満貫手となる事がポイント。


「裏をあてにするなんて本当の強さじゃないよ」


と、反論の声もあるかもしれないが


「あてにする」のと「期待する」のとは大きな違いがあり


横並び平和系の形こそもっとも裏ドラが期待できる形なのである。


ちなみに雀頭以外に重複がない場合で


裏1確立は36.1%となり、約3回に1回は期待できるのです!



また一発でツモって裏1なら、6000.3000(親なら6000オール)で勝負を決める手になる可能性も秘めてるので、理由もなく一巡まわしたりせず即立直といくのがシステムとなる




3.平和+2翻役 聴牌

これは立直した時点で、3900(親で5800)が満貫級(連盟ルールでは7700.11600)となるので立直する期待値十分

前述と同じように、裏1期待で自摸和了りならハネ満となるので

平和+2翻は勝負手となりうる可能性が高い事を常に意識するのもいいだろう




余談として、よく

「ツいてる人はよく裏がのるなぁ」

との声をたまに聞くが、


これは、状態がいいから

・無理に鳴いて和了りにいかなくていい状況になる
・手なりで平和系の手が入る
・待ちがいいので、門前立直が多くなる


等の理由で、必然的に裏ののる確立が高いからだと考えるパセリでした。
今年の目標「TOP率を上げる」が段々と結果にでてるパセリです




と言っても、意識してる打ち方が正解なのか、たまたまなのかはまだまだ打ち込んでみないとわからないでしょうけどね




さて、「状況の把握と判断」が続きのままですが、なかなかまとまらないので保留にして他にいきますw


で、新しいネタは


「覚えよう簡単システム」


麻雀を長年打ってると同じような選択にせまられたり、状況がおこります。
そんな時の選択基準を補助するシステムのようなものです。


勿論、状況は刻々と変化しその時だけのものなので、あくまで補助的役割で


知ってて損はしない  はず


程度のもので、初級〜中級者向けのものになる予定です。

では第一回目




覚えよう簡単システム vol.1

「両嵌張受けが残った場合の選択」



三萬四萬四索五索六索八索八索3筒5筒7筒中中中 ツモ二萬 ドラ五索

一向聴の段階で先に両面が入り聴牌

狙ってた三色も崩れてしまい感触は悪いが、

こんな状況でも、どうさばくのか決めておきたい

自身で1筒9筒をすでに切ってしまってる場合

手変わりはシャンポンへの変化しかないのでほぼ最終形
役アリなのでダマでもいいが、点数が欲しい時や親ならば立直といきたい所


では、どちらを切って立直?





「どっちでも中筋ヒカッケになるから、どっちでもいいじゃん」
って言ってるあなた






出和了りばかり期待してるようでは…




例えば親でこの手、出和了りなら7700ですが
自摸ってしまえば4000オールと三人から点数を削れます


ではどちらの牌が山に残ってるかの参考として



河を見よう

簡単なのは1筒9筒の出具合を参考にします

三人全てから早い段階で9筒が切られてるようなら、高い確率で6筒は持たれてて薄いと判断したほうがいいでしょう


5筒6筒9筒 や6筒7筒9筒 または 6筒9筒 等から切り出されたと推理できるからです


逆に1筒がまったく出てないようなら、7筒を切っての立直がこの場合のシステムです


勿論、ほかに関連となる周辺の牌の出具合や、実際に待ちとなる4筒6筒が何枚切れてるか等もありますので、状況を把握して立直の有無や待ちの選択を判断しましょう


また、二萬をツモって悩んだあげくに立直するのも傷になる場合があるので、一向聴の時に聴牌ケースを想定しておくのがいいでしょう